今からおよそ1億年前の白亜紀。普通なら自然系の博物館の領域で、美術館とは無縁の世界です。でも、近年、美術と他の分野との境界は曖昧となり、美術館の守備範囲はとても広くなっています。そのため、博物館と美術館の距離も、これまでにないほど近くなりました。この展覧会は、美術、考古、歴史、自然資料、生活用具などを、時代や国、ジャンルを超越して対比することで、新たな資料の姿を再発見しようとするものです。また、さまざまな分野で現在活躍中の埼玉県ゆかりの作家の参加によって、過去から現在、さらに未来へとつながる視点が生まれてくるはずです。
また、この展覧会は、本年4月より埼玉県の県立博物館施設が新たな体制で出発したことを記念する展覧会です。
会期
2006.10.7 [土] - 12.24 [日]
休館日
月曜日(ただし、10月9日は開館)、臨時休館日:11月24日(金)
開館時間
10:00~17:30 (入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般700円(560円)、大高生560円(450円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
主催
埼玉県立近代美術館
助成
財団法人地域創造
協力
JR東日本大宮支社